「禁断の惑星」    Forbidden Planet        1956  アメリカ


[ 出  演 ] ウォルター・ピジョン  (Walter Pidgeon)
       アン・フランシス    (Anne Francis)
       レスリー・ニールセン (Leslie Nielsen)
[ 監  督 ] フレッド・マクロード・ウィルコックス (Fred McLeod Wilcox)


禁断の惑星


 西暦2200年。

アダムス機長が率いる宇宙船C-57-Dは、20年前に移住し、

その後連絡を絶った宇宙船ベレロフォン号の捜索の為に、惑星第4アルテアに着陸した。

 アルテアには生き残りとして、わずかにモービアス博士と、

アルテアで誕生したその娘のアルティラ、ロボットのロビーだけが生存していた。

 モービアス博士は、アルテアには先住民族であり、

大変な進化をとげたクレール人がいたこと、

そのクレール人は解明されていない理由で、ある日突然に滅亡したこと、

正体不明の怪物に襲われて、自分たち以外は死んでしまったこと、などを語った。

 また、モービアス博士は、クレール人の遺跡を調査し、残していった設備を使うことで、

モービアス自身の能力を飛躍的に増進させているということも。

 そしてC-57-Dも怪物に襲われるだろうと予告し、早くこの星を離れるよう求める。

事実怪物はふたたび登場し、C-57-Dを襲って乗組員を殺しはじめた。

 しかしアダムス機長は、アルティラを好きになったこともあり、即時の離陸を拒否。

モービアス博士とアルティアを地球に連れ帰ろうとする。

 怪物は猛威をふるい、アダムス機長、モービアス博士、

そしてアルティラなどに襲いかかろうとする。

そのとき、クレール人の遺跡が最大出力で動いていた。

 アダムス機長は、その怪物の正体がモービアス博士の潜在意識であり、

自我そのものなのであり、「イドの怪物」とでも呼ぶべきものだということを見破る。

 ベレロフォン号乗組員の殺戮も、C-57-Dの乗組員の殺害も、

実はモービアスの潜在意識のなせるわざであった。

 意識の暗黒面を正視したモービアス博士は、

クレール人の滅亡の意味も理解し、アルテアもろとも滅びることを選ぶ。

 アダムス機長は、アルティラを伴ってC-57-Dに戻り、

アルテアが爆発する寸前になんとか船を離陸させたのだった。


 「2001年宇宙の旅」から遡る事十数年、

放射能怪物が暴れ回る当時のSF映画界において、

あまりにも斬新なアイディアと高尚なプロットを携えた、早すぎた秀作。

 だが難解な作品である訳もなく、シネマスコープ画面と優れたSFXに支えられた、

万人向けの娯楽作である事も間違いない。                (by Wikipedia等)


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